2015年2月3日(火) 17:24

朝陽のあたる家

アメリカの古いフォークソングに「朝日のあたる家」という唄があります。
ボブ・ディランやアニマルズが歌いスタンダードナンバーになっています。

旋律が綺麗ながらも、なんとも物悲しく感じられる、一度聴いたら忘れられない名曲です。日本では浅川マキやちあきなおみがカバーしています。

タイトルから受けるイメージとは裏腹に、歌詞の内容は、娼婦に身を落とした女性が半生を懺悔する歌なのです。
物悲しく感じられる理由は、そうした暗い情念に満ちた内容だからです。


その曲も好きなのですが、もっと大好きなのがホンモノの「朝陽の当たる家」



住宅を設計する時、どんな敷地条件であろうとも何とかしてあらゆる手段を駆使して、太陽の陽ざしを取り込む努力、工夫をします。
その陽ざしの中でも朝陽は特に大事にしたいと思っています。


朝一番の新鮮な陽ざし、元気出ますよね^^


ちなみに僕の家、北東角にある普段は陽のあたらない暗くて寒い階段室。
冬の朝陽の角度に合わせ窓の内側を斜めにカットして、少しでも中で光が広がる工夫を・・・ほんの数十分のことですが、寒い朝の活力になってます。


written by hom [考・想・感] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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